ニューサイエンス対応の導き
                                                           2008 10/25



  ニューサイエンス(=ニューエイジ・サイエンス)やフリーエネルギー、超効率、反重力などと言うと、一般の人には、胡散臭い、詐欺まがいの ”エセ技術”として受け取られている。しかし、中には本物もあるということは、前回(07 8/20)一部紹介した。(→ 3. 石油資本による”ニューサイエンス”の隠蔽工作について(ある兄弟の証し)) 

  サブプライム問題による米証券5社の消滅、株価・ドル暴落、ヨーロッパ、アジアへの金融不安の波及や、資源ナショナリズム、国際経済の多極化、米大統領選の経過など、当局の締め付けがかなり緩んでいる昨今の状況により、再び、”雨後のたけのこ”のように、世界中でこのような驚くべき効果や製品までもが報告され始めている。 原油価格高騰やCO2削減による地球温暖化防止などに対応すべく、このような夢のような新しい技術を、アマチュアから大学教授に至るまで真剣に探索しているのである。(そう簡単にはできないが!)

  しかし、実は、これらの技術は、「終末の反キリスト」が世界支配するために、独占的に用いられるように定められた技術であると考えられる。米ソの冷戦時代、アメリカは主に”高周波系”、ソ連は主に”低周波系”を研究させた。また、世界の大財閥が、世界中からこれらの情報収集(+開発者の抹殺・隠蔽工作)を行ったはずである。

  したがって、(聖書が実現するために、主によって止められるので、)日本や他の国が国家的に、あるいは、大企業が大々的に、この”代替エネルギー”を旧来のエネルギーに取って代わる形で推進していくということは有り得ず、せいぜい、”省エネ効果を用いた機器”、”効率の良い発電機や自動車エンジン”、”水の浄化装置”などの、中・小規模の機械類を補助的に効率アップするという形で、部分的に応用されるレベルにとどまるはずである。
  このような形で、製品を開発し、また、活用していくことは、なかなかすばらしいビジネス分野を形成すると思われ、日本の工業界の将来にも明るいものが見えてくる。すなわち、日本の得意分野の技術 = いわゆる”省エネ技術”(・・・ 実は、”超効率原理”を含む)ということで、世界中に信用されて輸出され用いられていくことになる。ただし、露骨にこの原理の存在を表に出して(それでも中味は秘密にするが)、製品を売りに出すことができるのはイスラエルに対してのみであろう。


             1. 最近のフリーエネルギー技術の情報
             2. G氏の発明について
             3. フリーエネルギーの古典から最近まで(零点エネルギー)
             4. 終末の反キリストの力について

            (参考)  ・ 零点エネルギー   ・ カシミール効果・カシミール力について



    1. 最近のフリーエネルギー技術の情報:


  (1) 水電解関係:


  水の電磁気処理や電気分解の効果は、最近、数多く報告されている。
  特にその中でも、水の電気分解系の、”ブラウン・ガス”、”ジョー・セル(Joe・Cell)”、”カナレフ(Kanarev)電解”などが有名であり、そのほかにも、多くのアマチュアが実験結果を報告し、ジョー・セルの商品まで販売されている。 これらは、水を電気分解(直流、交流、あるいは、パルス電流を用いて)するのであるが、その水の前処理 ・・・ 電解効率が上がるように水が変質する、水のHとOが分離気味になる ・・・ がポイントであり、ここに未知のフリーエネルギーを取り込む接点があるように思われる。

  そして、いずれの結果も、投入されたわずかな電解電力に対し、計算値の数倍から十数倍ものいわゆるブラウンガス(水素と酸素の混合気体)が生成し、・・・ すなわち、”超効率” ・・・ それを燃焼させる時に入力をはるかに上回るエネルギーが発生するのである。さらに、この電解効率は、周波数(数百〜数kHzの低周波)に依存すると報告され、最も効率の高い周波数が存在するようである。
  また、日本においても、電解処理水として、界面活性剤を含まないで、洗浄力や油との親和力が上昇する洗剤のようなものとして、すでにいくつかの商品が販売されている。


  ・ ジョー・セルなど ・・・ 同心円状のステンレス筒の内側にマイナス、外側にプラスの電極を付け、(導電性を与えるための物質を添加した)水を電解するもの。
                基礎的な実験(No1No2など多数)が多いが、その使い方の説明もあり、また実験用機器の販売(No1No2)もある。
                ジョー・セルにより水はHとOが分離気味になり、発生ガスが燃え、自動車のエンジンが動き、同時に水自体も燃える。水がアルコールのような”燃える水”になり、その水で自動車やバイクが走るのである。
              ・・・・ 日本のベンチャー企業が水を電解しながら走る(完成度の高い)自動車を発表している。また、同じく日本で、水素タンクを保持して水素の燃焼の際に水を噴射して効率を上げる自動車も報告されている。

  ・ 低周波電解 ・・・・ おそらく前処理した水に導電性を与える物質を加え、電極に数百〜数kHzの低周波電流を流して電解するもの。電解効率が極大となる周波数が存在する。
                Energy21(銀メッキ銅線、硫酸を添加、4.8V300mA、923Hzで極大)、 Kanarev電解(No1No2、20V2mS・300Hzなど、電解しながら燃焼する

  ・ 高周波・超音波印加 ・・・・ 高周波;塩水に高周波(14MHz)をかけ点火すると燃える。 超音波;約42kHzの超音波をかけると水が爆発して消滅する

  ・ 洗浄用電解水 ・・・ これは水分解効果としては不完全であるが、洗剤分子を用いないで油との親和力を得るもので、日本でもすでに販売されている。(No1No2No3


 


  (2) 回転発電機・反重力関係;

  アメリカのエドウィン・グレイのEMAモーター(Erectric Magnetic Association motor)(No1)、イギリスのサール機・サール効果(John.R.R.Searl、Searl effect)(No1No2No3)がかなり以前から有名であるが、最近では、鉄粉で作ったトロイダルコアが周りに流したある電流値で重量が激減するという実験結果が、ブラジルのアキノ教授(Fran de Aquino)により、理論、製作過程も含めてかなり詳細に報告されている。

  → (参考) アキノ氏の反重力理論と実験結果の概略   ・・・ 真偽が定かでないので注意

  因みに、エドウィン・グレイ氏は、1971年に合資会社を設立し、第3号機を発表してから、1975年に圧力がかかり、第4号機が盗まれ、その後、第6号機を製作し、実験工場付き豪邸に住まわされ、そして1976年あたりで家族と共に失踪している。

  


  (3) 常温核融合関係:

  2008年になって、さらに強力な常温核融合の実験結果が公表された。核融合そのものは従来の物理の範疇にあるが、いわゆる常温核融合は、フリーエネルギーにかかわる特別な条件で行われているのではないかと思われる。

  ・ 過剰熱と共に炭素13が多量に生成(by.北大・水野忠彦氏、08 6/11) ・・・ ステンレス合金製の炉(88cc)に、フェナントレン0.1g、および、白金とイオウを触媒として添加して、高圧水素ガスで満たし密閉。水素を70気圧まで加圧すると、巨大な過剰熱(約240kJ)が発生して660℃にまでなった。この反応熱は通常の化学反応の100倍にも相当する。さらにガンマ線を検出すると共に、地球に1%程度しか存在しない炭素13が大量に発生し、実験当初なかった窒素も発生。これは、核反応が起こったとしか考えられない結果である。この実験は30回繰り返され、いずれも同様の結果であった。この実験は、パラジウムを使用せず、有機物を使用している点が画期的である。硫黄と白金は整列させる作用があるそうである。
  (炭素: 原子番号N=6、12C:中性子n=6、 天然98.93%、 13C:n=7、 1.07%、  窒素: N=7、 14:n=7、 99.634%)

                  12 +  →  13 、     13 +   →  14

  ・ パラジウムと酸化ジルコニウムの合金(ZrO2・Pd、24.4g)を含んだ超微細金属粒子内に重水素ガスを注入して、高熱(50時間持続)の発生を認め、ヘリウムを検出した。(by.阪大名誉教授、荒田吉明氏、08 5/22)(No1No2) この実験は、荒田教授によって公開実験が行われ、毎日、朝日、日経、日刊工業新聞、NHKなどマスコミも多数参加する中で行われた。

                          +   →  He

  この荒田教授の優れた(放射能が出ない)研究に対して、国が非協力的である背景の説明は、リチャード・コシミズ氏のビデオ(2008 11/1)で説明されている。

  ・ 重水素のPd(パラジウム)−CaO多層膜透過によって、最表面のPdに添加されたCs(セシウム、原子番号N=55)、Sr(ストロンチウム、N=38)が、それぞれ、Pr(プラセオジム、N=59)、Mo(モリブデン、N=42、96Moのみ突出、天然では16.68%)に時間と共に”転換”した。実験の再現性はほぼ100%。(by.三菱重工・岩村康弘氏ら、2005 1、 静岡大、イタリアのグループも同様の結果報告))

        133Cs(天然100%、中性子n=78個) +   →  141Pr(n=82個) 、
        88Sr(天然82.58%、n=50) +   →  96Mo (主反応、n=54)



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